「仕事を辞めて収入が無くなったからバイトをしなきゃいけない」
「でも、転職活動もしないといけない」
そんな、アルバイトと転職活動の両立に迷っている方への記事です。
結論から言うと、単発バイトなら両立ができます。
なぜ、単発バイトがいいのか。その理由を管理人の経験を交えて詳しくお伝えします。
また、中にはアルバイトの経験はほとんどせずに正社員になっている人もいるかもしれません。
そのような慣れていない人にも分かるように、基本的なことも含めて説明していきます。
転職活動中のバイトは単発バイトで決まり
転職活動中は、急に面接の予定が入ることがあります。そんな時に、アルバイトの曜日を決めてしまっていたら休まなくてはいけません。
面接の日にはアルバイトを入れないというような臨機応変なスケジュール調整をするためには、単発バイトが最適です。
また、レギュラーで入るバイトだと、再就職が決まった時にすぐに辞めたら迷惑がかかってしまいます。
自分の都合に合わせて融通が利く働き方が「単発バイト」なのです。
単発バイトって、大学生とか若い人向けなんじゃないの?と思っている人もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
派遣として現場に来ている人は、40代、50代の人も多いです。
働き方も多様化している時代ですから、単発バイトという働き方も需要があります。
つなぎバイトで働ける、日雇い・日払い可能な求人が圧倒的に多い
一日限定で働くような都合の良いバイトなんて、めったにないと思う人もいるでしょう。
しかし、日雇い・日払い可能な求人はたくさんあります。
しかも、引っ越しとか荷下ろしのような力仕事だけではありません。
それほど大変でない軽作業の求人もたくさんあります。
派遣会社に登録をすれば、自分の希望する日に、嫌な仕事は避けて応募することができます。
単発バイトなら家の近くで土日だけでも働ける
また、単発バイトは現場を選ぶことができるので、家の近くを選ぶということも可能です。
(私は、仕事内容で選ぶので場所の優先順位は低いですが…)
転職活動中の人のように、交通費や通勤時間を抑えたい人にはありがたいですね。
また、土日だけ単発でアルバイトをすることもできます。
平日は本業で、土日だけ副業として単発バイトに入ってるという人にも何度か会ったことがあります。
土日だけなら仕事に入れるという人も単発バイトを利用するんですね。
転職活動とアルバイト両立のコツ
転職活動とアルバイトの両立で最も気を付けたいのは、スケジューリングです。
時間的にはアルバイトの後に転職の面接を入れられたとしても、同じ日にアルバイトと面接を入れるのはオススメできません。
アルバイトが終わってから一度家に帰って、面接の準備をしてまた家を出るのは大変ですし、気持ちも落ち着きません。
また、大事な面接の前に疲れてしまいます。
面接を受ける日と、アルバイトをする日は分けるのが良いでしょう。
また、アルバイトをすることで収入が途絶えることは無くなるので余裕ができます。
だから、どこでもいいからとりあえず就職しようと安易に考えずに、じっくりと納得のいく転職活動をしましょう。
転職活動者に余裕があるかないかで、面接官から見た印象も変わってきます。
転職活動中にできる単発バイトってどんな仕事があるの?
転職活動中にできる単発バイトは、実際にどのようなものがあるのでしょうか。
力仕事だけではなく、様々な種類のアルバイトがあります。
せっかく時間と労力をかけて働くのですから、いろいろと吟味して選びましょう。
ここでは、主に4種類のアルバイトを紹介します。
軽作業のアルバイト
とにかく種類が多いのが、軽作業のアルバイトです。
軽作業と言っても様々で、ピッキング、仕分け、梱包など幅広いです。
流れ作業の一部分を担うものもあれば、ひたすら同じ作業を繰り返すというものもあります。
倉庫の中で作業することが多く、筋肉痛になるようなハードな作業はさほどありません。
倉庫というと、暗くて汚いイメージを持つ人もいるかもしれませんが、近年は明るくてきれいな休憩室のある倉庫も増えてきています。
イベント関係のアルバイト
イベントの準備や片付け、当日のスタッフなどの仕事で、単発のバイトとして勤務することができます。
準備や片付けは、搬入出などを行い、主に身体を使います。
重い物を運ぶこともあって体力的にキツいこともありますが、比較的時給が良いのと短時間の求人が多いです。
当日のスタッフは、コンサートやマラソン大会などのイベントスタッフとして働きます。
イベントスタッフはイベントの運営側という貴重な体験ができます。
単調な作業を繰り返す軽作業と違って、時間が経つのが早く感じるでしょう。
引越しのアルバイト
引っ越しのアルバイトは、昔から単発バイトの定番です。
引っ越しのアルバイトの良さは、応募すると決まりやすいというところです。
また、丸一日働くと、日給で一万円を超えることが多いです。
しかし、ご存じの通り、大変なこともあります。
冷蔵庫や洗濯機など大きな電化製品や家具などを運ばなければならないので大変です。
荷物が重くて大変な上に、お客さんの荷物は絶対に傷つけられないというプレッシャーもあります。
あと、指示する人がキツい人だと精神的にも苦しくなります。
組む人との相性が合わないと、移動するトラックの中でも一緒なので辛い一日になります。
逆に、気の合う人と一緒になると話が弾むこともあるので、その時になってみないと分かりませんね。
また、引っ越しの他に事務所移転のアルバイトもあるので、頭の中に入れておいていざという時に選択肢を増やしましょう。
飲食店のアルバイト
飲食店のアルバイトも単発で出来る時代になりました。
シェアフルやタイミーなどのアプリに登録して検索すると、飲食店スタッフの求人が出てきます。
中には3~4時間のものなど、スキマ時間で入れるものもあります。
用事の前後でちょっとバイトするなんてことも可能です。
昔は、飲食店でアルバイトをする場合はその店に行って面接をしました。
しかし今は、飲食店も派遣で気軽に働くことができるんですね。
単発バイトで一日に稼げる額
時給×勤務時間数=一日に稼げる額
時給がいくらか、何時間勤務するかによって、一日に稼げる額が異なってきます。
時給は現場によってそれぞれ異なるので、必ずチェックするようにしましょう。
数年前と比べて物価が上昇した分、アルバイトの時給も上がっています。
昔の時給の感覚で、安すぎる時給で働かないよう仕事を選びたいですね。
交通費の有無を確認していますか?
また、交通費が出るかどうかも重要なポイントです。
単発バイトは毎回近い場所で働けるとは限らないので、電車賃が多くかかります。
さらに、単発バイトの現場となるのは倉庫が多く、倉庫は駅からバスに乗らないと行けないような場所にある場合もあります。
そうなると、バス代もかかってきます。
私も、往復の交通費で毎回1000円~2000円はかかります。
その交通費が全額支給されるのか、一部出るのか、はたまた全く出ないのかによって一日に稼げる額も大きく変わってきます。
年下から指示されることに慣れておく
一日限定で働く単発のバイトは立場が低く、現場の中で一番下になります。
社員・パートの人から指示を受けますが、自分より年下の人から指示を受けることが多いでしょう。
中には、年下の人から指示されることに慣れていない人もいるかと思います。
前の会社を辞めるまでは人に指示する側だったのに、反対の立場に立つことに戸惑いを感じる人もいるでしょう。
「何で年下からそんな言われ方をしなきゃいけないんだ」
「年下から指図されてみじめに感じる」
などと思う人もいるかもしれません。
しかし、指示する人は普段からその現場で働いている人です。
単発バイトで入る人より、その現場のことをよっぽどよく知っています。
納得がいかないこともあるかもしれませんが、相手が年下であっても指示に従うことに慣れていきましょう。
その現場に入っている間、あなたの立場が下になっているだけであって、あなたの存在そのものが下になっているわけではありません。
自分が現場で一番下の立場にいることを自覚して業務を遂行する。
その姿勢が単発バイトでは大切です。
転職したら、新しい職場で年下の人にいろいろ教わる可能性は高いでしょうから、今のうちに慣れるちょうど良い機会です。
補足ですが、指示を出す人には、相手の人に敬意を払ってていねいに接してくれる人もいます。
そのような人のいる現場に当たるといいですね。
体力を考慮したスケジュール
単発バイトは体を動かすものも多く、休みなしで毎日勤務するのはキツいです。
私も一日8時間の仕事を入れることは多いですが、2日間続けて入れることはしていません。
8時間労働は長いため体力面でもキツいですが、それ以上に気持ちが続きません。時間が経つのが遅く感じます。
もし連続で入れるなら、一日の拘束時間が短い仕事を選ぶといいですね。
いろいろな現場に入ってみて、自分に合いそうなところをリピートしていきましょう。
複数の派遣会社に登録しよう
いろいろな現場に行くために、複数の派遣会社に登録することをオススメします。
派遣会社によって勤務出来る現場が異なります。
だから、一つの派遣会社にしか登録していないと、選択の幅が狭くなってしまいます。
たしかに、複数の派遣会社に登録するのは手間がかかります。
しかし、一つ登録すれば、他の派遣会社でも内容はだいたい同じなのでスムーズに登録することができます。
自分のお気に入りの現場を見つけるために、最初のうちに複数の派遣会社に登録して選択の幅を広げておきましょう。
また、勤務の申し込みをしても採用されるとは限りません。
- 募集人数が少ない
- 人気の現場なので他の応募者がたくさんいる
- 経験者ばかり採用される
などの理由で、採用されないことも当たり前のようにあります。
そこで、多くの人が複数の派遣会社に登録しています。
【注意】
AとB2つの派遣会社で同じ日の仕事を申し込んだ場合に、Aの方で仕事が決まったらすぐにBの方は申し込みをキャンセルしましょう。
そうしないと、ダブルブッキングしてしまいます。これはありがちな失敗です。
転職活動中にオススメの派遣会社/サービス
アルバイトEX
- 一度にいろいろなアルバイトサイトにアクセスできます
- 35-44歳が最も多く、比率は30%。次が25-34歳で27%です。転職活動をする世代に合っています
- 大手求人メディア20社(マッハバイト、しゅふJOB、シフトワークスなど) と提携していて、100万件以上のお仕事を一括検索・比較・応募できます
トップスポット
- 著者が最も愛用しているサービスで、使い勝手が良いです
- 単発の案件が充実していて、時間や場所などの選択の幅が広いです
- 交通費ありの案件も多いです
タウンワーク
- 知名度の高さと安定感があります
- 条件検索で「単発・1日OK」を選ぶと、様々な単発の求人が出てきます。紙媒体のタウンワークと同じで、その求人を出している派遣会社への申し込みになります
シェアフル
- 軽作業だけでなく、コンビニや飲食店の単発求人もあります
- スマホ一つで登録可能です
- スキマ時間に働けるのが魅力ですが、ちょうど良い場所・時間に求人がないことも多いです
タイミー
- スマホ一つで登録可能です
- スキマ時間に働けるのが魅力ですが、人気案件はすぐに埋まってしまいます。人気アプリのため、競争が激しいのが難点です。新しい仕事が入った時に通知を受け取るように対策することが必要です
なぜ転職活動中は単発バイトがオススメなのか? まとめ
収入が無くなる間バイトをしたいけど、転職活動中で決まったシフトでは入れない。しかも、再就職が決まったらすぐ辞めたい。
そんな悩みを解決してくれるのが単発バイトです。
種類も様々なので、いろいろな求人を見て選ぶのが良いです。
そして、バイトのスケジュールを調整しながら転職活動と両立しましょう。
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